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MIMS現象数理学拠点リモートセミナー
第2回
サッカーにおけるスペース評価の新たな枠組み
〜スポーツのデータ分析入門〜
本セミナーの主旨
MIMS現象数理学拠点リモートセミナーは、現象数理学が自然・生命・社会現象と深く関連し得る研究分野であることを、数理科学研究者のみならず数理科学に興味を持つ広い層に認知してもらうため、MIMSが2020年度開始した公開リモートセミナーです。本年度は、立正大学の成塚拓真氏を講師にお迎えし、地球上で最もポピュラーなチームスポーツといえるサッカーをデータ科学の立場から解説していただきます。
視聴者として数理系学部3年生以上の基礎知識を想定しますが、異分野の大学院生や研究者の方のご聴講も歓迎いたします。ふるってご参加下さい。
概要
- 日時:
- 2021年9月10日(金) 13:30~15:00
- 講師:
- 成塚拓真 氏 立正大学 データサイエンス学部 講師
- 講演概要:
本講演では、サッカーにおけるスペース評価の新たな枠組みを紹介する。
まず、各選手のt秒後の位置を予測する運動モデルについて概観する。
その後、運動モデルを用いて、攻撃側と守備側のある位置への最小到達時間を定義し、これを基にスペースの安全度と空白度に対応する変数z_{1}とz_{2}を導入する。
また、トラッキングデータとパス回しのデータを用いて、変数z_{1}とz_{2}の意味を定量的に特徴づける。
【サッカーにおける各選手の運動モデル】
サッカーの試合のある時刻において、守備側チーム(赤)の最小到達時間を等高線によって可視化した図。 等高線の色が薄くなるほど守備側チームの選手が到達するのに時間を要することを意味する。
開催方法
Zoom社のWebinar機能を使用しオンラインで開催する予定です。
当日の聴講はミーテイング用Zoomクライアントアプリ(無料アカウントでも視聴可能)をご利用ください。
参加登録
数理系学部3年生以上、理系大学院生に加えて異分野研究者の方のご聴講も歓迎いたします。ふるってご参加下さい。
終了しました
- ※ 申し込み:
主催
明治大学先端数理科学インスティテュート (MIMS)
共同利用・共同研究拠点「現象数理学研究拠点」
共催
明治大学研究ブランディング事業
コーディネーター
西森拓(明治大学)
MIMS現象数理学拠点リモートセミナー
第1回「感染症伝染ダイナミクスの数理モデル初歩」(2020年度)
第2回「サッカーにおけるスペース評価の新たな枠組み
〜スポーツのデータ分析入門〜」(2021年度)
問い合わせ先
東京都中野区中野4-21-1 明治大学中野キャンパス高層棟8階
明治大学 先端数理科学インスティテュート
Tel. 03-5343-8067
E-mail:mims@mics.meiji.ac.jp