MIMS現象数理学拠点リモートセミナー

第4回
旧石器時代における新人拡散の数理モデル:
反応拡散系の等速進行波解と新人文化の伝播現象

開催主旨

本セミナーは、現象数理学が自然・生命・社会現象と深く関連し得る研究分野であることを、数理科学研究者のみならず数理科学に興味を持つ広い層に認知してもらうため、MIMSが2020年度から開始した公開リモートセミナーです。
 
本年度は、明治大学総合数理学部の若野友一郎教授を講師に迎え、数理科学と考古学という文理融合研究の視点から講演していただきます。数理モデルの初心者向けセミナーとして、学部3年生以上の参加を想定しますが、異分野の大学院生や研究者の方の聴講も歓迎します。奮ってご参加下さい。
 

概要
日時:
2023年9月19日(火) 15:20~17:00
講師:
若野 友一郎 明治大学 総合数理学部 教授


 

講演概要:

新人はアフリカで誕生したのち、上部旧石器時代に急速にユーラシア大陸に拡散し、在地の旧人に替わって唯一の人類種となった。その理由として、この時代から良く見られる新人的な文化(石器の小型化や海洋資源の利用など)が挙げられている。遺伝的に新人であることと、新人的文化を持つことは同一ではないため、種としての分布拡大と、新人的文化の分布拡大を、反応拡散方程式系でモデル化し、解析した結果を紹介する。
 

開催形態

Zoom社のWebinar機能を使用し、オンラインで開催します。参加無料、事前登録制です。
当日の聴講はミーティング用Zoomクライアントアプリをご利用ください(無料アカウントでも視聴可能)。

参加登録
事前登録制です(無料)。
参加ご希望の方は専用「申し込みフォーム」に必要事項をご記入の上お申し込みください。
↓ Registrationボタンをクリックすると「申し込みフォーム」が開きます。
※ 申し込み

終了しました

※ セミナー視聴参加用のURLは、申し込みフォームにご記入のメールアドレス宛てにご連絡します。
※ お申し込み後、24時間を経過してもメールが届かない場合はMIMS事務室までご連絡ください。
  ● MIMS事務室 e-mail: mims[at]mics.meiji.ac.jp ([at]を @ に変更してください)

主催

明治大学先端数理科学インスティテュート (MIMS)
共同利用・共同研究拠点「現象数理学研究拠点」


コーディネーター

二宮広和(明治大学)
山口智彦(明治大学)


問い合わせ先
〒164-8525
東京都中野区中野4-21-1 明治大学中野キャンパス高層棟8階
明治大学 先端数理科学インスティテュート
Tel. 03-5343-8067
E-mail:mims@mics.meiji.ac.jp