共同研究拠点・研究集会

2022年度の共同研究集会開催について

2022年5月更新:感染拡大防止のため、マスク着用など研究環境に十分留意したうえで、学内での研究活動が可能です。ただし、研究室は十分な対人距離をとるよう心がけ、利用してください。研究活動を行うにあたっては「Ⅳ 新型コロナウイルス感染拡大防止と研究活動の両立に向けたガイドライン」を必ず確認してください。

Ⅳ 新型コロナウイルス感染拡大防止と研究活動の両立に向けたガイドライン(2022年5月13日更新)
 

新型コロナウイルス感染症に関する対応について【特設ページ】
 

MIMSではオンラインによる「Webセミナー」開催の準備を整えました。詳しくは事務局までお問い合わせください。

 連絡先:
 明治大学先端数理科学インスティテュート
 共同利用・共同研究拠点 明治大学「現象数理学研究拠点」
 MIMS事務室
 E-mail: mims[at]mics.meiji.ac.jp ([at]→@)

共同利用・共同研究拠点
MIMS 現象数理学研究拠点 共同研究集会
2022年度

2022年度開催
研究集会型「経費支援タイプ」

2022年
12月2日-3日
  • 幾何学・連続体力学・情報科学の
    交差領域の探索(Ⅲ)ー 可視力 ー

  • 田中良巳
    (横浜国立大学)
    12月10日
  • 社会物理学とその周辺
  • 藤江 遼
    (神奈川大学)
    12月16日-17日
  • 折り紙の科学を基盤とするアート・数理および工学への応用Ⅲ
  • 奈良知惠
    (明治大学)
    2023年
    1月27日-28日
  • アクティブマター研究会2023
  • 北畑裕之
    (千葉大学)
    2月24日
  • 高度な自動運転を実現するための
    数理の現状と課題
  • 萩原一郎
    (明治大学)
    3月2日-3日
  • 錯覚のモデリング・解析とその応用
    第17回 錯覚ワークショップ
  • 杉原厚吉
    (明治大学)
    幾何学・連続体力学・情報科学の交差領域の探索(Ⅲ)
    ー 可視力 ー
    日時 : 2022年12月2日(金)、3日(土)
    概要

    "幾何学と力学と情報科学の導通性のある接点"を探求する研究会の3回目を開催したい。会の狙いを改めて別の言葉で述べるなら:情報科学と物理学は、数理科学の代表的分野であり歴史的にも関連が深い(情報統計力学等)。一方で、学問体系としてはその基本思想はかなり違う(モデルという言葉のニュアンスもかなり異なっている)。むしろ、この微妙な距離感ゆえに、両分野の境界にまだ新たな発見があるのではないか、との期待感を持っている。データや情報やアルゴリズムを物理側からーとくにソフトマターや連続体といった人間臭い物理の研究から培われた直観にもとづいて一眺めた光景を言葉にできれば、有用な概念が生まれるのではないか。こう夢想しつつ、今回は広い意味での可視化を切り口にして、力と形と情報の関わりを視たい。
     
    組織委員

    田中良巳(横浜国立大学)、山口哲生(東京大学)、佐藤勝彦(北海道大学)、住野豊(東京理科大学)
    和田浩史(立命館大学)、木村正人(金沢大学)、山口智彦(明治大学)
    社会物理学とその周辺
    日時 : 2022年12月10日(土)
    概要

    「社会物理学」は、物理学の視点・方法(特に統計物理学の手法)に基づき、社会性をもつ集団の示す様々な現象を理解するための取り扱い方を確立し、社会現象に潜む普遍的法則の解明を目指す学問である。研究対象は、格差社会の発生、都市の発達と形状、意見形成、文化・言語の進化、暴動、感染症・情報の流布など多岐に渡り、さらにその範囲を広げている。またインターネットの急速な普及、SNSなどの新しいコミュニケーションの発達、購買行動データの蓄積等により、人や社会のダイナミクスが実証可能になりつつある。しかし、広範な研究対象を扱う方法論は発展途上であり、また、数理モデルに代表される理論的研究とデータ解析などの実証的研究が互いに交流し協働する場が少ないのが現状である。本研究集会では、多岐に渡る社会物理学の研究を対象として、モデルの構築とシミュレーションによって普遍性を探求する理論研究、実データの解析から社会現象に見られる法則を検証する実証研究を目指す研究者が情報交換する場を提供する。講演者、参加者のバックグラウンドとしては社会物理学に加え計算統計学、複雑系物理学、経済物理学、統計物理学などを想定している。また社会学や生物学などの研究者にも参加を募り、多角的な議論を行うことで社会物理学の方向性を模索する。さらにコロナ禍によって生じる社会の諸問題についても議論する。
     
    組織委員

    藤江 遼(神奈川大学)、小田垣孝(科学教育総合研究所株式会社)、山崎義弘(早稲田大学)
    山本 健(琉球大学)、佐野幸恵(筑波大学)、田中美栄子(明治大学)、守 真太郎(弘前大学)
    國仲寛人(三重大学)、石崎龍二(福岡県立大学)、渡邊隼史(成城大学)、西森 拓(明治大学)
    田村義保(統計数理研究所)、佐藤彰洋(横浜市立大学)、黒田正明(明治学院大学)
    森史(九州大学)、石川 温(金沢学院大学)、松下 貢(中央大学)、前野義晴(明治大学)
    高石哲弥(広島経済大学)、飯沼邦彦(RGAリインシュアランスカンパニー)

    折り紙の科学を基盤とするアート・数理および
    工学への応用Ⅲ
    日時 : 2022年12月16日(金)、17日(土)
    概要

     折り紙の科学は数理・情報・工学・機械・建築・医療・芸術・教育等と広範囲の分野に拡大し続けている。そこで、特に、「折り紙のアート・数理」および「折紙工学」をキーワードに、関連する分野の研究者が横断型に研究交流する場として研究集会を開催する。それぞれの分野に対して多様な情報をもたらすと共に、多角的な視野を育むことができると期待される。今年度は、折り紙アートの中でも数理的要素の強い作品を制作されている、折り紙作家による講演も取り入れていく予定である。
     本研究集会は、2016年度に開催されたICMMA2016の成果を引き継いで毎年実施されている。折紙工学の分野での応用を事例に、周辺領域の研究者を加えて内容の充実をはかり、研究成果を発信していくことを目的とする。2020年度と2021年度はCOVID-19の影響でオンラインのzoom会議で実施した。今年度も感染拡大状況を勘案して、対面式が妥当でないときはオンラインでの実施を予定している。
    組織委員

    奈良知惠(NARA Chie, Chair)(明治大学)、萩原一郎 (HAGIWARA Ichiro)(明治大学)
    上原隆平(UEHARA Ryuhei)(JAIST)、三谷純(MITANI Jun)(筑波大学)
    舘知宏(TACHI Tomohiro)(東京大学)、俣野博(MATANO Hiroshi)(明治大学) 

    アクティブマター研究会2023
    Active Matter Workshop 2023
    日時 | Date
      January 27 (Fri) and 28 (Sat), 2023.
     
    概要

     非平衡条件下で自由エネルギーを散逸することにより自発的に運動する素子の集団が自律的に秩序を生み出す系はアクティブマターと呼ばれ、近年盛んに研究されている。アクティブマターは学際的な研究領域であり、物理学だけにとどまらず、応用数学、化学、生物学、工学などさまざまな分野の研究者が参画してきている。このような学際的な研究分野であるアクティブマターに関して、国内外から様々な研究者が集まり、議論することは、アクティブマターの分野の発展に大きく貢献できる。そこで、本研究会では、数件の招待講演と一般申込みによる短時間の講演を行い、アクティブマターの研究の今後の方向性を探る。

     
    組織委員

    北畑裕之(千葉大学大学院理学研究院) KITAHATA Hiroyuki (Chiba Univ.)
    江端宏之(九州大学) EBATA Hiroyuki (Kyushu Univ.)
    末松 J 信彦(明治大学) SUEMATSU J. Nobuhiko (Meiji Univ.)
    多羅間充輔(理化学研究所 生命機能科学研究センター) TARAMA Mitsusuke (RIKEN BDR)   

    高度な自動運転を実現するための数理の現状と課題
    日時 : 2023年2月24日(金)
    概要

     自動運転走行車の実現にはこれまで以上の「自動車の総合工学的側面」が強調されることになる。「安全だが安心ではない」とは自動走行車乗員の経験者の言葉である。そのためには安心感を与える人間工学的な観点、歩行者にも優しくなって欲しいという要望からは、衝突安全と最適設計が注目される。リアルタイムで操作をするための画像処理、最適制御、そして自動走行車の地方創生への寄与を考えると自動走行機能を持ったうえでの高齢ドライバーの運転支援を目指した協調制御、このための機械学習と多くの分野の研究者の知見を総合する必要がある。本研究集会では以上の多くの分野にまたがる研究者が一同に集まり、自動走行車の地方での実現に向けて議論するものである。

     
    組織委員

    萩原一郎(明治大学)、内田博志(福山大学)、藤井秀樹(東京大学)、古川 修(芝浦工業大学)
    中林真理子(明治大学)、岡村 宏(芝浦工業大学)、ルイスディアゴ(明治大学)、安部博枝(明治大学)

    錯覚のモデリング・解析とその応用
    第17回錯覚ワークショップ 
    日時 : 2023年3月2日(木)、3日(金)
    概要

     本研究集会の目的は、錯視を中心に錯覚現象の諸側面を多様なアプローチから探る研究者が集まり、研究発表、情報交換、共同研究のシーズの探索などを行う機会を提供し、これまで伝統的に心理学や認知科学などの人文社会科学の分野が中心になって研究されてきた錯覚というテーマを、芸術分野や数理科学・情報科学・工学分野も含む広範な立場の研究者からなる文理融合型の錯覚科学という学問分野に広げる可能性を模索することである。同目的でこれまでMIMSにおいて行ってきた研究集会シリ―ズ(初期のころはMIMS研究集会として、2014年からは本拠点の共同研究集会として)の第17回目に当たる。今回は、錯視現象の仕組みのモデリングと解析に加えて、新しい錯視の創作、錯視の生活への積極利用などにも重点を置く。

     
    組織委員長
     
    杉原厚吉(明治大学)
    組織委員

    山口智彦(明治大学)、宮下芳明(明治大学)、北岡明佳(立命館大学)、一川 誠(千葉大学)
    谷中一寿(神奈川工科大学)、星加民雄(東亜大学)、近藤信太郎(岐阜大学)
    須志田隆道(サレジオ工業高等専門学校)、大谷智子(明治大学)  

    2022年度開催
    共同研究型「経費支援タイプ」

    Data-driven Mathematical Science:
    経済物理学とその周辺Ⅰ
    日時 : 2022年9月2日(金)、3日(土)
    概要
     本研究会の出発点は、20世紀の終末を目前にした1998年より5年計画で、来るべき21世紀における科学の変革期に備えるべく、「新分野の開拓」のひとつとして、総合研究大学院大学の経済的支援を得て、文系・理系の枠を取り払った、データ解析に基づく新しい時代に即した経済学の樹立を目指した「経済学小分科会」に始まり、それ以降、数々の成果を積み重ねてきた。折からの「経済物理学」の興隆に乗って国際会議も数ヵ国の分担で行われたが、2002年度をもって一旦終了し、代わって統計数理研究所の公募研究会として2003年度から2016年度まで、「経済物理とその周辺」研究会として毎年開催されてきた。その後、2017年頃から、明治大学現象数理学共同研究集会:Data-driven Mathematical Sciences:経済物理とその周辺 として毎年継続してきた。参加者は固定ではなく、新たに参加を希望する人には自己紹介を兼ねた研究成果の紹介を研究集会で披露して貰うことを通じて講演内容の幅を広げてきた。主要メンバーはそのようにして自然形成されてきた研究仲間から構成されている。物理科学と情報科学の基礎教育を受けた研究者の中から、社会・経済関連のデータ解析やその社会的成果、例えば、コロナ感染者の増減の予測や、新しい資本主義の議論など、共通の話題について議論を深める場を提供することを目的として継続を希望するメンバーが常時数十名存在する。多くは日本物理学会の年会にも参加し、また、キヤノングローバル戦略研究所(ClGS)の主催する研究会にも随時参加している。これら複数の会合は互いに交流・関連しつつ、それぞれの特色を生かしながら同様の着地点を目標に前進している。
      
     
    組織委員

    田中美栄子(明治大学) 、家富 洋(立正大学)、石川 温(金沢学院大学)、
    藤本祥二(金沢学院大学)、増川純一(成城大学)、村井浄信(岡山大学)
    水野貴之(国立情報学研究所)、乾 孝治(明治大学)、黒田正明(明治学院大学)
    守 真太朗(弘前大学)、金澤輝代士(筑波大学)、佐野幸恵(筑波大学)

    Data-driven Mathematical Science:
    経済物理学とその周辺Ⅱ
    日時 : 2022年12月23日(金)、24日(土)
    組織委員

    田中美栄子(明治大学) 、家富 洋(立正大学)、石川 温(金沢学院大学)、
    藤本祥二(金沢学院大学)、増川純一(成城大学)、村井浄信(岡山大学)
    水野貴之(国立情報学研究所)、乾 孝治(明治大学)、黒田正明(明治学院大学)
    守 真太朗(弘前大学)、金澤輝代士(筑波大学)、佐野幸恵(筑波大学)

    折紙構造・折紙式プリンター・扇構造の
    工学的芸術的アプローチ
    日時 : 2023年2月17日
    概要
     共同研究型で実施する。日頃から次の課題で共同研究を実施している。
    1) 折紙構造折畳み缶
    2) 折紙構造エネルギー吸収部材
    3) 折畳み扇構造
    4) 折紙式プリンター用ロボット
    5) 切り紙ハニカムを用いた吸音メタマテリアル
    6) 折紙工法による折紙輸送箱
     
     これらのテーマでは、それぞれ共同研究者は異なるが、打ち破るべき解析技術の開発の主たるポイントは共通している。そこで上記の各共同研究者が集まり、共通する解析シミュレーション技術の開発を行う。更に美的な観点からも構造形状について議論する。
     
      
    組織委員

    萩原一郎(明治大学)、内田博志(福山大学)、寺田耕輔(明星大学)、
    趙 希禄(埼玉工業大学)、奈良知恵(明治大学)、ルイスディアゴ(明治大学)
    戸倉 直((株)トクラシミュレーションリサーチ)俣野 博(明治大学)