共同研究拠点・研究集会

2019年度開催
研究集会型「経費支援タイプ」

2019年
4月26日, 27日
  • 折紙を基盤とする数理と折紙工学への応用発展
  • 奈良知惠
    (明治大学)
    9月9日~11日
  • 自然界の多様な形態およびパターン形成-その統合的理解に向けて-
  • 関村利朗
    (中部大学)
    11月14日, 15日
  • AIを用いた医療画像解析の現状と課題
  • 中根和昭
    (大阪大学)
    12月6日, 7日
  • Advancing Interaction among Mathematical Concepts and Methods towards Practical Problems 2019
  • 中野直人
    (京都大学)
    12月19日, 20日
  • 自動運転のための機械学習・制御・画像の数理の現状と課題
  • 萩原一郎
    (明治大学)
    2020年
    1月10日, 11日
  • アクティブマター研究会2020:
     Crawling motion
  • 北畑裕之
    (千葉大学)
    3月3日, 4日
  • 錯視原理の解明とその応用
    第14回 錯覚ワークショップ
  • 杉原厚吉
    (明治大学)

     

    折紙を基盤とする数理と折紙工学への応用発展
    日時 :
    2019年4月26日(金), 27日(土)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     折紙の研究は数理・情報・工学・機械・建築・医療・芸術・教育等の広範囲の分野に拡大していることから、特に、「折紙の数理と折紙工学」をキーワードに、それらの分野の研究者が横断型に研究交流することによって、個々の研究課題に多大な刺激と情報をともたらすと期待される。 本研究会では、2016年度に開催されたICMMA2016の成果を引き継いで毎年開催しており、成果をさらに積み重ね、折紙工学の分野での応用を事例に、周辺領域の研究者をさらに加えて内容の充実をはかり、研究成果を発信していくことを目的とする。
     今年度は特に若い研究者の活動を支援する場として貢献することを重視し、すでに多くの研究成果を上げている招待講演者に加えて、ポスドクや大学院の学生等でも研究成果を上げつつある若手の講演者を多くする。所属大学等も従来よりも多彩とし、折紙の数理的発展のみならず、産業応用や数理教育の分野へと拡大する。また、幾何学的構造の最先端の研究成果を共有し、それらを産業や教育分野へ応用するための周辺領域の問題提議などにより知識を深化させるべく、活発な研究討論を目指している。現象数理学分野の研究者を中心に意見交換を行うことで、新研究領域の拡大・充実をはかる。
      
    組織委員 :
     
    奈良知惠(明治大学), 萩原一郎(明治大学), 斎藤一哉(九州大学), 石田祥子(明治大学)
    舘知宏(東京大学), 上原隆平(北陸先端科学技術大学院大学), 伊藤仁一(椙山女学園大学)
    堀山貴史(埼玉大学), 寺田耕輔(奈良工業高等専門学校)

     
    Program
    4月26日(金)
    10:15―10:20

    開会 Opening

    10:20―10:35

    阿部綾 (A. Abe, 明治大学)

    「折紙工法で得られる輸送箱の振動遮断とコアの音響解析」
    10:35―10:50

    Luis Diago (明治大学)

    「折紙コアを折るロボットのシミュレーション」
    10:50―11:05

    Maria Savchenko (明治大学)

    「A study on the origami-inspired structure for sun protection umbrell」
    11:10―11:30

    堀山貴史 (T. Horiyama,埼玉大学)

    「箱折りのためのアルゴリズム」
    11:40―12:00

    Johannes Schönke (沖縄科学技術大学院大学)

    「Möbius Kaleidocycles — Folding Linkages with a Single Degree of Freedom from Paper」
    13:30―13:50

    奈良知惠 (C. Nara,明治大学)

    「連続折り畳み-仕切りのある双ピラミッド-」
    14:00―14:20

    伊藤仁一 (J. Itoh,椙山女学園大学)

    「折り紙テント(パート2)」
    14:30―14:50

    斉藤 一哉 (K. Saito,九州大学)

    「ハニカムコア折紙工法の現状と今後の展開」
    15:00―15:20

    三浦公亮 (K. Miura,東京大学)

    「Sergio Pellegrino教授の7OSME招待講演
     “Origami and Kirigami for Giant Ultralight Deployabale Spacecraft”の概要紹介 」
    15:50―16:10

    舘 知宏 (T. Tachi,東京大学)

    「曲線折りの数理」
    16:20―16:40

    有田祥子 (S. Arita, 静岡大学)

    「折紙に基づく展開立方体宇宙構造物の開発」
    16:50―17:10

    古谷 寛 (H. Furuya, 東京工業大学)

    「超小型人工衛星(OrigamiSat-1)における展開膜の折畳みと展開特性について」
    17:20―17:40

    宮崎興二 (K. Miyazaki,京都大学)

    「多胞体の影を折る」
    18:00―   

    懇親会 Conference party
        一般2000円,学生1500円程度(要予約)


     
    4月27日(土)
    10:00―10:20

    宮本好信 (Y. Miyamoto,愛知工業大学)

    「Creative Design with Origami Simulator and Fusion360
     デジタル・シュミレーターによる折り紙造形」
    10:30―10:50

    須藤 海 (K. Suto,東京大学)

    「ファブリケーション指向の折紙設計支援ツール「Crane」の開発」
    11:00―11:20

    山岸義和 (Y. Yamagishi,龍谷大学)

    「ビーズ等面四面体」
    11:30―11:50

    寺田耕輔 (K. Terada, 奈良高等専門学校)

    「金属製組立式トラスコアパネル高効率製造工法についての研究」
    12:00―12:20

    上原隆平 (R. Uehara,JAIST)

    「Impossible Folding Font」
    13:40―14:00

    三谷 純 (J. Mitani,筑波大学)

    「曲線折りのシミュレーション」
    14:10―14:30

    渡邉尚彦 (N. Watanabe, 岐阜高等専門学校)

    「剛体折り変形経路の分岐点近傍特性」
    14:40―15:00

    石田祥子 (S. Ishida,明治大学)

    「折紙とタイヤの力学」
    15:10―15:30

    萩原一郎 (I. Hagiwara,明治大学)

    「折紙構造物の産業化と課題」
    15:30―15:35

    閉会 Closing

     
    問い合わせ先 :

      奈良知惠 E-mail: cnara[at]meiji.ac.jp ([at] >> to @)

    自然界の多様な形態およびパターン形成
    ―その統合的理解に向けて
    日時 :
    2019年9月9日(月)~ 11日(水)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     生物の多様な形態やパターンは進化の過程を経て形成されたと考えられている。そのこん跡は当該遺伝子に刻まれていると考えられる。また、その多様な形態やパターン形成は物理・化学的また環境的制約の中で行われなければならない。その一方で、生物はさまざまな生態学的・環境的制約の中で生きなければならないのが現実である。これまで、多くの研究は個別の視点に立って行われるのが主であった。本研究集会は、次の解明の鍵となる3つの視点:遺伝子の視点、物理・化学的・環境的視点、生態学的・適応的視点が具体的諸現象の中でどのように作用しているかを科学的に見極め、それらを統合的に理解する事が大きな目的の一つである。また、本研究集会では、解明の鍵となる3つの視点の統合化についての今後の更なる発展について議論を行いたいと考えている。なお、本研究集会の参加費は無料です。本研究集会の、多くの講演は招待講演です。
      
    組織委員 :
     
    関村利朗(中部大学), 山口智彦(明治大学), 末松信彦(明治大学)

     
    Program
    9月9日(月)
    13:30―13:40

    関村利朗(中部大学名誉教授,同大学蝶類研究資料館客員教授)

    「本研究集会の趣旨説明」
    13:50―14:50

    山口智彦(明治大学特任教授)

    「BZ反応などパターン形成の諸相」
    14:50―15:50

    末松信彦(明治大学准教授)

    「界面現象による空間パターン形成」
    16:00―17:00

    斉藤貴之(神戸大学大学院准教授)

    「銀河の形成と進化のシミュレーション」
    9月10日(火)
    9:30―10:30

    生形貴男(京都大学大学院准教授)

    「貝類化石の形態的多様性と生物形態形成についての一般論」
    10:35―11:35

    塚谷裕一(東京大学大学院教授)

    「葉の形態の多様性とその背景としての遺伝制御」
    11:40―12:00

    甘田岳(京都大学大学院農学研究科D3,日本学術振興会特別研究員)

    「ハワイフトモモにおける葉トライコームの適応的意義—顕著な変異と多機能性—」
    12:00―12:15

    植田忠伸(株式会社豊田中央研究所)

    「窓を持つ多肉植物の光コントロール戦略」
    12:15―12:30

    樋口裕美子(京都大学大学院理学研究科生態学研究センターD4)

    「葉を産卵加工する甲虫オトシブミに対する葉の切れ込みによる抵抗性」
    13:30―14:30

    曽田貞滋(京都大学大学院教授)

    「オサムシの交尾器形態の多様性と種分化」
    14:40―15:40

    八木孝司(大阪府立大学大学院教授)

    「ミトコンドリアDNA解析による日本のアゲハチョウの分布形成の推定」
    9月11日(水)
    9:30―10:00

    古俣慎也(東京大学大学院,日本学術振興会特別研究員PD)

    「ナガサキアゲハのベイツ型擬態とスーパージーン」
    10:00―11:00

    チョウのベイツ型擬態研究の歴史と擬態遺伝子の発見についての総合討論

    11:00―12:00

    関村利朗(中部大学名誉教授)

    「チョウの斑紋形成と日本の擬態する蝶シロオビアゲハのの分布域拡大戦略」
    12:00―12:10

    閉会のご挨拶 山口智彦(明治大学特任教授,MIMS副所長)


     
    AIを用いた医療画像解析の現状と課題
    日時 :
    2019年11月14日(木)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     近年のAIの発達は目覚ましいものがあり、多くのAIを用いたシステムが我々の日常生活にも導入されつつある。これまでの研究により、どのようなタイプの課題にAIが有効であるかが整理されてきたため、今後さらに多くのAIを用いたシステムの導入が加速されると予想できる。
     一方、医療用画像へのAI適用には、「適切な質・量の教師データの確保」や「アルゴリズムのホワイトボックス化」など、多くの解決すべき問題が明らかになっている。これらの問題は、信頼性と安定性を求める医療機器の認証側でも議論の的となっている。 本研究会では、著名な研究者たちにより、最新のAI技術研究の状況を紹介していただき、AI実用化における課題を明確化するとともに、その解決法を提案していく。
      
    組織委員 :
     
    中根和昭(大阪大学), 萩原一郎(明治大学), 小林泰之(聖マリアンナ医科大学),
    ルイス・ディアゴ(明治大学), 廣井直樹(東邦大学)

     
    Program
    午前の部Ⅰ

    座長: 堤 康嘉

    9:00‐9:30

    ディアゴ ルイス・アリエル、安部博枝、萩原一郎(明治大学) 

    9:30‐10:00

    中根和昭(大阪大学医学系研究科)

    午前の部Ⅱ

    座長: 萩原一郎

    10:10‐10:40

    坂無英徳(産総研)

    10:40‐11:10

    木戸尚治(大阪大学医学部放射線科)

    11:10‐11:40

    佐藤嘉伸、日朝祐太、大竹義人(奈良先端科学技術大学院大学)
     高尾正樹、菅野伸彦(大阪大学大学院医学系研究科)

    午後の部

    座長: 中根和昭

    ●病理画像解析
    13:00‐13:30

    Jun Xu, Chaoyang Yang(南京信息大学)

    13:30‐14:00

    堤 康嘉(大島商船高専)

    ●放射線画像解析
    14:10‐14:40

    西尾瑞穂(神戸大学)

    15:10‐15:40

    角谷倫之(東北大学) 

    15:40‐16:10

    石川 博(早稲田大学)

    16:20

    ディスカッション

    【AIシステムの臨床現場への実用化の障壁とその解決法は?】

     
    Advancing interaction among mathematical concepts and methods towards practical problems 2019
    日時 :
    2019年12月6日(金)、7日(土)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :
    組織委員
    研究代表者:中野直人(京都大学国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センター)
      
    概要 :
     数学と諸科学の融合研究が活発化し,ニーズとシーズのマッチングを促進する場が広がっている。さらなる分野融合の推進には数学の各分野間の連携と諸分野の問題意識の共有が重要である。本研究集会では,諸分野における数理モデリング・現象の解析・理論的枠組・応用に関する講演・討論を通じて問題意識の共有と共通言語の模索を目指す。今回,5名の研究者に,最適輸送理論,自然現象における同期現象,ヘテロカオス,遅延微分方程式,感度分析について講演していただき,各分野における現象解析や数理モデリングに通じる手法について情報共有と相互議論を行う。現象数理学を触媒として分野間の相互交流を促進し,新たな数理科学の潮流の形成を目指したい。
           
    Program
    12月6日(金)
    12:55

    開会・挨拶

    13:00–14:00

    *神山 翼 (お茶の水大学大学院基幹研究院),
    三浦裕亮(東京大学大学院理学系研究科),木戸晶一郎(東京大学大学院理学系研究科)

    「黒潮とメキシコ湾流の海面水温同期現象およびその数理科学的側面について」
    14:30–15:30

    太田慎一(大阪大学大学院理学研究科)

    「最適輸送理論の基礎と応用」
    16:00–17:00

    西口純矢(東北大学材料科学高等研究所)

    「遅延微分方程式と履歴空間:さらなる力学系的考察に向けて」
    12月7日(土)
    10:00–11:00

    林 邦好(聖路加国際大学公衆衛生大学院)

    「Noise-reduction methodology による高次元統計量に対する統計的感度分析」
    11:30–12:30

    齊木吉隆(一橋大学大学院経営管理研究科)

    「ヘテロカオス」
    12:30

    まとめ 閉会・解散


     

    本共同研究に関する詳細は下記ページからもご覧いただけます。
    https://www.math.kyoto-u.ac.jp/~n_nakano/IPAmath/

    地方創成を目指した自動運転及び
    社会システムに関わる数理の現状と課題
    日時 :
    2019年12月19日(木), 20日(金)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     自動車産業はその時々で一般社会からも最重要テーマが分かる特徴がある。現在の最重要テーマは自動運転である。この研究も協調的研究と競争的研究がある。前者は省庁にまたがるSIPプロジェクト (Automated driving systems for universal service、SIP-adus)などで重点的にダイナミックマップ、情報セキュリティ、HMI(Human Machine Interface)、歩行者事故低減、次世代都市交通の5課題中心に検討されている。これに対し、本研究集会では、地方創生のための自動走行車の果たす役割について議論する。自動走行車の定着には、競争的研究の中核をなす画像処理、機械学習、制御工学、感性工学技術を中心とする技術は勿論のことながら、自動走行車の運用を持続可能とする社会システムの構築も必要である。本研究集会では、自動走行車が地方創生のためにどのように役立つべきか、持続可能ならしめるには何が必要か総合的な観点からの発表と討議を行う。そしてこれらを首尾よく行うための数理科学の現状と課題についても議論する。
      
    組織委員 :
     
    萩原一郎(明治大学),趙 希禄(埼玉工業大学)
    内田博志(福山大学), Diago Luis(明治大学)

     
    Program
    12月19日(木)
    14:00~14:30

    萩原一郎(明治大学)

    14:30~15:00

    熊谷直武(慶応義塾大学)

    15:00~15:30

    菅原能生(鉄道総合技術研究所)

    15:30~16:00

    石濱正男(神奈川大学)

    16:15~16:45

    岡村 宏(芝浦工業大学)

    16:45~17:15

    趙 希禄(埼玉工業大学)

    17:15~18:00

    総合討論1

    12月20日(金)
    10:00~10:30

    古川 修(芝浦工業大学)

    10:30~11:00

    内田博志(福山大学) 

    11:00~11:30

    Diago Luis(明治大学)

    11:30~12:00

    総合討論2


     
    アクティブマター研究会2020
    Active Matter Workshop 2020
    日時 | Date
     Jan. 10 (Fri) and 11 (Sat), 2020.
     
    場所 | Venue
     
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Meiji University Nakano Campus 6F Seminar room 3
    Campus map 
    Overview / 概要
     The Active Matter Workshop 2020 will be held at Meiji University on January 10 and 11, 2020.
     The invited lectures consist of one plenary lecture and six focused lectures. The topic of the focused lectures is "Crawling motion". There is also opportunity for participants to give contributed presentations on all fields of active matter.
     The deadline for the registration for participation and contributed presentations is Dec. 13, 2019. The deadline for the abstract submission is Dec. 20, 2019. See below for the details of registration and abstract submission.
    All presentations will be given in English.
     
     非平衡系で自由エネルギーを利用して自発的に運動する素子が自律的に秩序を生み出す系はアクティブマターと呼ばれ、この系についての実験的、理論的研究が近年盛んに行われている。本研究会では、アクティブマターに関する研究を行っている研究者が集まり、数件の招待講演と参加者によるショートトークを行って、アクティブマターの研究の今後の方向性を探る。
     本研究会はこれまでに4回開催してきており、それぞれの回に小テーマを設け、第一回は「往復運動」、第二回は「分裂」、第三回は「流体効果」、第四回は「Chemistry in active matter」を設定した。今回は「Crawling Motion」というテーマを定め、基板上を這いまわる運動に関する研究を行う研究者5名(岩本氏、岩楯氏、澤井氏、Molina氏、Sens氏)に講演を行っていただく。また、小テーマにとらわれずアクティブマター全体を俯瞰した講演をTurner氏に行っていただく。外国人10名弱を含む30名程度の参加者が見込まれ、すべて英語により研究会を運営し、国際的にも開かれた研究会とする。        
     
    Organising committee / 組織委員

    研究代表者:北畑裕之(千葉大学大学院理学研究院)
     
    江端宏之(九州大学) Hiroyuki Ebata (Kyushu Univ.)
    北畑裕之(千葉大学) Hiroyuki Kitahata (Chiba Univ.)
    末松 J 信彦(明治大学) Nobuhiko J. Suematsu (Meiji Univ.)
    多羅間充輔(理化学研究所 生命機能科学研究センター) Mitsusuke Tarama (RIKEN BDR)
    山口智彦(明治大学) Tomohiko Yamaguchi (Meiji Univ.)
    Important Dates
    • Dec. 13, 2019: Deadline for the registration for participation and contributed presentations
    • Dec. 20, 2019: Deadline for abstract submission
    • Jan. 10, 2020: Active Matter Workshop 2020 (Day 1)
    • Jan. 11, 2020: Active Matter Workshop 2020 (Day 2) 
    Plenary lecture

    Matthew Turner (University of Warwick)

    "Collective thinking in collective motion"
    Focus lectures on "Crawling motion"

    Pierre Sens (Institut Curie)

     "A scallop theorem for crawling cells"

    Yoshiaki Iwadate (Yamaguchi University)

     "Rigidity sensing for directional migration in fast crawling cells"

    Mayuko Iwamoto (Shimane University)

     "Mechanism of Crawling Locomotion in Gastropods"

    John J. Molina (Kyoto University)

     "Modeling the mechanosensitive response of crawling cells"

    Satoshi Sawai (University of Tokyo)

     "Crawling morphology and collective migration in amoeboid cells"

    Kazuya Tsujita (Kobe University)

     "Cancer cell mechanics: role of plasma membrane tension in cancer cell motility"
    Contributed presentation

    We accept abstracts for contributed presentations (approx. 15 min each).

    If you wish to give a contributed presentation, first finish the registration by 2019/12/13 (Fri) from the registration page(closed).

    Then, submit the abstract by 2019/12/20 (Fri) via email to the organisers (active2020@googlegroups.com). Find the template below and prepare a pdf file with your name in the file name as "abstract_FirstName_LastName.pdf".

    If the number of submissions exceeds the number of slots for contributed presentations, the speakers will be selected based on the abstracts.

    Registration

    To attend the workshop, finish the registration by 2019/12/13 (Fri) from the registration page(closed).


     
    Program
    January
    10, 2020
    9:30-10:00

    Registration

    10:00-10:10

    Opening

    10:10-10:50

    Mayuko Iwamoto (Shimane University)

    "Mechanism of Crawling Locomotion in Gastropods"
    11:00-12:00

    Contributed Talks

    12:00-13:30

    Lunch

    13:30-14:30

    Contributed Talks

    14:40-15:20

    Matthew Turner (The University of Warwick)

    "Collective thinking in collective motion"
    15:40-16:20

    Contributed Talks

    16:30-17:10

    Satoshi Sawai (The University of Tokyo)

    "Crawling morphology and collective migration in amoeboid cells"
    17:20-18:00

    Contributed Talks

    19:00-

    Banquet

    January
    11, 2020
    10:00-11:00

    Contributed Talks

    11:10-11:50

    Yoshiaki Iwadate (Yamaguchi University)

    "Rigidity sensing for directional migration in fast crawling cells"
    11:50-13:20

    Lunch

    13:20-14:00

    John J. Molina (Kyoto University) "Modeling the mechanosensitive response of crawling cells"

    14:10-14:50

    Pierre Sens (Institut Curie)

    "A scallop theorem for crawling cells"
    15:00-15:40

    Contributed Talks

    15:40-15:50

    Closing

    Links
    Organiser

    MEXT Joint Usage/Research Center Meiji University "Center for Mathematical Modeling and Applications" (CMMA)

    Contact

    E-mail: active2020[at]googlegroups.com ([at] to>> @)
    錯視原理の解明とその応用
    第14回 錯覚ワークショップ
    【開催中止について】

     2020年3月3日(火)、4日(水)に、「錯視原理の解明とその応用 第14回 錯覚ワークショップ」の開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルスの拡大状況を鑑み、ご参加される皆様の健康や安全面を第一と考え、大変残念ですが、開催の中止を決定いたしました。
     お申込みいただいた方、ご参加をご計画いただいていた方にはお詫び申し上げます。ご理解くださるようお願いします。
     
    日時 :
    2020年3月3日(火),4日(水)※ 開催中止

    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    組織委員長
     
    杉原厚吉(明治大学)
    組織委員

    山口智彦(明治大学)、宮下芳明(明治大学)、
    北岡明佳(立命館大学)、一川誠(千葉大学)、
    近藤信太郎(岐阜大学)、星加民雄(崇城大学)、
    森口昌樹(中央大学)、須志田隆道(サレジオ工業高等専門学校)

    概要
     
     錯覚に関する心理学的および数理科学的アプローチをはじめ、多様な立場からのアプローチによる研究を広く集め、その研究交流を通して、錯覚科学という新しい学術領域の形成を目指して明治大学で開催している「錯覚ワークショップ」の第14 回目です。今回は錯視原理の解明に焦点を合わせますが、これに限らず錯覚に関する研究発表を広く募り、この分野の研究者の交流の場を提供します。この研究集会は、招待講演と一般講演で構成します。

     

    ※ 開催中止
    プログラム
    3月3日(火)
    14:00-14:40

    杉原厚吉(明治大学)
    「変身立体とタイリングアートの融合」

    14:40-15:20

    森口昌樹(中央大学)
    「発見的手法による多義立体の効率的な構築法」

    15:20-15:40

    宮下芳明(明治大学)
    「パフォーマンスモデルと錯視」

    16:00-16:40

    一川誠*、岡田和也(千葉大学)
    「容器の色彩が水溶液の味に及ぼす影響」

    16:40-17:20

    北岡明佳(立命館大学)
    「望遠画像において観察される錯視」

    3月4日(水)
    10:00-10:40

    宮崎桂一(東京工芸大学)
    「減法混色グラデーション立方体の視覚効果」

    10:40-11:20

    出澤正徳(電気通信大学)
    「網膜レベルでの周期的リセットと錯視メカニズム」

    11:20-12:00

    上地泰一郎(千葉大学)
    「見かけの距離の操作が要素縮小錯視に影響を及ぼす」

    13:30-14:30

    招待講演:松野響(法政大学)
    「格子はなにをしているのか?〜 格子錯視の生起機序についての実験的検討」

    14:30-15:10

    栗城雄一*、谷中一寿(神奈川工科大学)
    「スマートフォンを用いた不可能立体のAR化」

    15:30-16:10

    近藤信太郎(岐阜大学)、森将輝(慶應義塾大学)
    須志田隆道*(サレジオ工業高等専門学校)
    「色知覚を理解するための網膜情報処理の数理モデルと残像錯視」

    16:10-16:50

    星加民雄(崇城大学)
    「錯視効果のラウンドアバウト交通システムへの活用」

     

    (*印は、複数著者の場合の講演者)
     

    主催
    明治大学「現象数理学」共同利用・共同研究拠点
    共催

    私立大学研究ブランディング事業「数理科学する明治大学」錯視学チーム
    科研費挑戦的研究(萌芽)「視点を連続に動かしても錯視が起き続ける不可能立体の開拓とその応用」

    問い合わせ先
     杉原厚吉: kokichis[at]meiji.ac.jp([at]を@に置き換えてください。)  
    Modeling and Analysis of Reaction-Diffusion Systems with Applications to Ecology and Archaeology
    共同研究型
    「新石器時代の狩猟採集民族から農耕民族への移行のモデルと解析からの考察」

    日時 :
    2019年7月24日(水)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :
    組織委員 :
     
     
    総括:三村昌泰(広島大学)
    Lorenzo Contento(明治大学)
    Je-Chiang Tsai(國立清華大学)
    Chiun Chuan Chen(國立臺灣大學)

     
     
    概要 :
     10000年ほど前からヨーロッパ全土はほぼ5000年かけて農耕民族が採集狩猟民族に取って代わった。このとき、ヨーロッパは地理的にかなりに異方性が強いにもかかわらず、農耕民族はほぼ一定の速さ(1km/year)で生活空間を拡大していたことが、放射性炭素測定法やゲノム解析などによって観察されている。ここで問題になるのは、先住農耕民(original farmers)が狩猟採集民とは独自に増大し、生活空間を広げていったのか、あるいは狩猟採集民族は農耕民族の生活様式を学び’(social learning),自ら農耕民(converted farmers)になったのかという問題であり、これは今でも古代史におけるひとつの謎である。それに向けて、最近、モデルと解析という現象数理学からいくつかの成果が挙げられてきた。このことはこれまで数理科学から話題にされなかった古代史における問題に現象数理学から接近してきているのである。この機会に、本研究集会は、この分野で成果を上げている数学、数理科学の専門家を招集し、文理融合研究の一環として「新石器時代の狩猟採集民族から農耕民族への移行のモデルと解析からの考察」を開催する。
           
    Program
    7月24日(水)
    10:00~10:40

    Chiun-Chuan Chen (National Taiwan University, Taipei, Taiwan)

    A necessary condition for the existence of non-monotone waves of discrete 3-species competition models
    11:00~11:40

    Changwook Yoon (Korea University, Sejong, Korea)

    Prey-predator model with indirect prey-taxis
    14:00~14:40

    Ryunosuke Mori (Meiji University, Tokyo, Japan)

    A two-predator vs. one-prey reaction-diffusion system modeling the spread of early farming
    15:00~15:40

    Hirofumi Izuhara (Miyazaki University, Miyazaki, Japan)

    Traveling waves in a nonlinear diffusion model of farmers and hunter-gatherers in the Neolithic transition
    16:00~16:40

    Je-Chiang Tsai (National Tsing Hua University, Hsinchu, Taiwan)

    The effect of curvature on spiral curves
    16:40~17:30

    Discussion


     
    討論 (非公開):
    2019年7月23日(火)、25日(木)
    経済物理学とその周辺1:
    Data-driven Mathematical Science
    日時 :
    2019年9月14日(土), 15日(日)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     応用数理科学の重要な分野として発展しつつあるデータサイエンスの一分野として、経済物理学関連の話題を持ち寄り議論を深めること主目的とする。経済物理学とは、これまで、実測が難しく理論を構築しながらも実証が困難であった社会現象や経済現象といった大規模データの関わる事象に対して、近年の情報通信技術の発達と普及の結果、広範囲に大量のデータを蓄積できるようになり、広範囲に蓄積されたデータを統計数理的方法に基づき分析することで、これまで理論や数値計算に止まっていた社会現象や経済現象の研究を、実証的分析を通じ精緻化できる可能性を追求し、経済現象を物理科学的観点から観測・計量・モデル化・理論構築を行うことを目的とした数理科学の分野を指す。社会物理学とも共通点を持つが、特にその中で、高頻度経済時系列や各種データベースを用いた実証論的分析手法、統計分析結果の報告、および研究者と経営実務家・金融実務家の交流を通じてアイデアと知識の交換による分野の発展を目指すことに重点を置く。同趣旨で2018年度に3回の研究会を開催したが、2019年度も引き続き行い、その第1回研究集会を9月14-15日に計画する。
    組織委員 :
     
    守真太郎(弘前大学),村井浄信(岡山大学),家富洋(新潟大学),
    黒田耕嗣(日本大学),石川温(金沢学院大学),増川純一(成城大学),
    山中雅則(日本大学),水野貴之(国立情報学研究所),田野倉葉子(明治大学),
    田中美栄子(明治大学),乾孝治(明治大学)

     
    Program
    9月14日(土)
    10:00~10:40

    下野寿之 (Digital Garage, Inc., Tokyo, Japan)

    「Interpreting Multiple Regression via an Ellipse Inscribed in a Square Extensible to Any Finite Dimension」
    10:40~11:20

    李 楽(中央大学), Giulio Bottazzi,and Angelo Secchi(Institute of Economics ,Scuola Superiore Sant’Anna Pisa)

    「Aggregate fluctuations and the distribution of firm growth rates」
    12:50~13:30

    石川 温(金沢学院大学),藤本祥二(金沢学院大学),水野貴之(国立情報学研究所)

    「なぜ生産関数はCobb-Douglas型になるのか?ー実データによる生産関数の直接観測-」
    13:30~14:10

    石井 晃(鳥取大学),川畑泰子(群馬大学)

    「人々の間の信頼と不信の割合の変化による合意形成と非合意形成の相転移的現象」
    14:10~14:50

    照沼大樹 (筑波大学),佐野幸恵 (筑波大学)

    「言語的特徴量による機械学習を用いたデマの判別」
    15:00~15:40

    星 智晴(新潟大学),家富 洋(新潟大学)

    「ランダム有向ネットワークのHelmholtz-Hodge分解」
    15:40~16:20

    加藤未来(新潟大学),家富 洋(新潟大学)

    「究極的株式所有構造に基づく企業価値の測定」
    16:20~17:00

    佐藤 仁美(新潟大学),家富 洋(新潟大学)

    「多層ネットワークとしての企業間取引関係の時間発展」
    9月15日(日)
    10:00~10:40

    久門正人(野村証券),日野雅文(NEC)

    「アリコロニー最適化(ACO)と量子アニーリング」
    10:40~11:20

    守 真太郎(弘前大学)

    「大統領選挙の世論調査データの解析と投票者モデル」
    12:50~13:30

    名倉 賢(NEC)

    「公開データから見える政府調達の数理的構造」
    13:30~14:10

    水野貴之(国立情報学研究所),土井翔平(国立情報学研究所),栗崎周平(早稲田大学)

    「中国の力 in 株所有ネットワーク」
    14:10~14:50

    土井翔平(国立情報学研究所),水野貴之(国立情報学研究所)

    「位置情報からの属性推計」
    15:00~15:40

    井上雅世(明治大学)

    「不正確な素子から正確な情報伝達を行うネットワークを作る」
    15:40~16:20

    宮内英里(東京大学/筑波大学)

    「経頭蓋磁気刺激装置と脳波を使ったニューロモジュレーションの医療応用」
    16:20~17:00

    田中美栄子(明治大学),山中雅則(日本大学)

    「アローヘッド市場の漸近自由性~株価指数と個別株価の比較~」
    生命振動現象の理解を深める
    モデリングとネットワーク解析
    日時 :
    2019年11月15日(金), 16日(土)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     多くの生命現象が自律的な振動を伴うことは周知の事実である。振動現象は生命機能の発現のみならず機能の維持や外的環境への適応などにおいても重要な役割を果たしていると考えられており,生命の諸相において様々な数理モデルが構築され,縮約された次元の中で生命の本質に迫ろうとする試みが続けられている。本研究集会は昨年度開催された明治大学現象数理学共同研究集会「細胞の代謝振動とネットワーク解析」を継承するもので,生命と振動現象の関わりに関する研究連携のあり方を,実験・モデリング・数理解析などの側面から自由闊達に議論する。
    組織委員 :
     
    雨宮 隆(横浜国立大学),山口智彦(明治大学)

     
    Program
    11月15日(金)

    座長 中田 聡(広島大学)

    13:30~14:00

    山口智彦(明治大学)

    Over view
    14:00~14:45

    中西周次(大阪大学)

    「光合成微生物が示す振動現象と人工光合成」
    14:45~15:30

    高松敦子(早稲田大学)

    「粘菌輸送管ネットワーク上の時空間振動パターンと分岐現象」
    16:00~16:45

    中村和幸(明治大学)

    「統計的時系列モデルの推定を通じた現象理解」
    18:00~

    研究情報交流・反省会


     

    11月16日(土)
    午前

    座長 山口智彦(明治大学)

    10:00~10:45

    渡邉昌俊(三重大学)

    「がん研究の巨大な潮流の中で:腫瘍微小環境を標的に」
    10:45~11:30

    雨宮 隆(横浜国立大学)

    「がん細胞と脳細胞の代謝振動と同期」
    11:30~12:15

    近原鷹一(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

    「時系列データからの因果関係の発見」
    11月16日(土)
    午後

    座長 雨宮 隆(横浜国立大学)

    13:45~14:30

    中尾裕也(東京工業大学)

    「ネットワーク結合力学系の集団振動:同期と最適化」
    14:30~15:15

    望月敦史(京都大学)

    「ネットワーク構造に基づく化学反応システムの挙動解析」
    15:40~16:20

    中根和昭(大阪大学)

    「ホモロジー・プロファイル法による組織画像解析」
    16:15~16:45

    山口智彦(明治大学)

    General Discussion
    経済物理学とその周辺2:
    Data-driven Mathematical Science
    日時 :
    2020年1月12日(日), 13日(月)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     応用数理科学の重要な分野として発展しつつあるデータサイエンスの一分野として、経済物理学関連の話題を持ち寄り議論を深めること主目的とする。経済物理学とは、これまで、実測が難しく理論を構築しながらも実証が困難であった社会現象や経済現象といった大規模データの関わる事象に対して、近年の情報通信技術の発達と普及の結果、広範囲に大量のデータを蓄積できるようになり、広範囲に蓄積されたデータを統計数理的方法に基づき分析することで、これまで理論や数値計算に止まっていた社会現象や経済現象の研究を、実証的分析を通じ精緻化できる可能性を追求し、経済現象を物理科学的観点から観測・計量・モデル化・理論構築を行うことを目的とした数理科学の分野を指す。社会物理学とも共通点を持つが、特にその中で、高頻度経済時系列や各種データベースを用いた実証論的分析手法、統計分析結果の報告、および研究者と経営実務家・金融実務家の交流を通じてアイデアと知識の交換による分野の発展を目指すことに重点を置く。同趣旨で2018年度に3回の研究会を開催したが、2019年度も引き続き行い、その第2回研究集会を2020年1月12-13日に計画する。
    組織委員 :
     
    守真太郎(弘前大学),村井浄信(岡山大学),家富洋(新潟大学),
    黒田耕嗣(日本大学),石川温(金沢学院大学),増川純一(成城大学),
    山中雅則(日本大学),水野貴之(国立情報学研究所),田野倉葉子(明治大学),
    田中美栄子(明治大学),乾孝治(明治大学)

     
    Program
    1月12日(日)
    14:00~14:45

    石川 温(金沢学院大学)、藤本祥二(金沢学院大学)、Arturo Ramos(University of Zaragoza)、水野貴之(国立情報学研究所)

    「都市人口の短期成長則と長期成長則」
    14:45~15:30

    守 真太郎(弘前大学)

    「情報カスケードにおけるPrivate Signalの推定」
    15:30~16:15

    田中美栄子(明治大学)

    「アローヘッド価格の統計性~時間間隔依存」
    16:15~17:00

    石井 晃(鳥取大学)

    「オピニオンダイナミクスによる社会シミュレーションでのメディアの効果」
    1月13日(月)
    10:30~10:40

    主催者による連絡事項など

    10:40~11:25

    川崎真弘(筑波大学)

    「コミュニケーション時の2者間の行動及び脳波リズム同期と遷移情報量を用いた2者間の関係性の推定」
    13:30~14:15

    水野貴之(国立情報学研究所), 袁 媛(国立情報学研究所)

    「経済指標の変化点検知による金融市場の転換点予測 - S&P100の事例 -」
    14:15~15:00

    家富 洋(新潟大学)

    「世界規模での株所有構造のネットワーク解析」
    15:00~15:45

    伊藤真利子(東京大学),大西立顕(東京大学)

    「人口及び商業施設分布のマルチフラクタル解析」
    15:45~16:30

    高橋聖史(日本大学),山中雅則(日本大学),田中美栄子(明治大学)

    「仮想通貨の価格変動の統計性」
    16:30~17:00

    神中俊明(アカリク/慶応義塾大学)

    「院生・若手研究者のキャリア形成と大学、企業の課題」
    生命振動現象の理解を深める
    モデリングとネットワーク解析
    日時 :
    2020年1月31日(金), 2月1日(土)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
     多くの生命現象では自律的な振動や振動同期が見られる。このような振動や振動同期現象は生命機能の維持や外的環境への適応などにおいて重要な役割を果たしていると考えられる。これまでに様々な数理モデルが構築され,縮約された次元の中で生命の本質に迫ろうとする試みが続けられてきた。本研究集会は2018年11月に開催された明治大学現象数理学共同研究集会「細胞の代謝振動とネットワーク解析」および2019年11月に開催された同研究集会「生命振動現象の理解を深めるモデリングとネットワーク解析」を継承するものであり,生命と振動・振動同期現象の関わりに関する研究連携の在り方を,実験・モデリング・数理解析などの側面から自由闊達に議論し,実りある研究成果を得ることを目的とする。
    組織委員 :
     
    雨宮 隆(横浜国立大学),山口智彦(明治大学)

     
    Program
    1月31日(金)
    13:00~13:40

    山口智彦(明治大学)

    Over view
    13:40~14:20

    雨宮 隆(横浜国立大学)

    「解糖系を亢進するがん細胞とアストロサイトの代謝振動と振動同期」
    14:20~15:00

    山本哲也(都立産業技術高等専門学校)

    「視覚認知機能における確率共鳴現象の磁気共鳴機能画像法による検討」
    15:30~16:10

    末松 J. 信彦(明治大学)

    「環境のダイナミクスとカップルして現れる振動運動」
    16:10~16:50

    柴田賢一(横浜国立大学)

    「隣接相関関数による周期的振動データ解析とその周辺」
    16:50~17:30

    中村和幸(明治大学)

    「アンサンブル型データ同化による振動データ解析とその解釈について」
    18:00~   

    研究情報交流・反省会

    2月1日(土)
    14:00~17:00

    討論会(フリーディスカッション)

    折紙構造・折紙式プリンター・
    扇構造の工学的芸術的アプローチ
    日時 :
    2020年2月13日(木), 2月14日(金)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :

    概要 :
    「共同研究型」で実施する。日頃から次の課題で共同研究を実施している。
    1) 折紙構造として、折畳みペットボトル
    2) 折紙構造として、折畳みビール缶
    3) 折紙構造として、輸送箱
    4) 折紙構造として、エネルギー吸収構造
    5) 折紙構造として、扇構造
    6) 折紙式プリンターで扱う紙のシミュレーション技術

     これらのテーマでは、それぞれ共同研究者は異なるが、打ち破るべき解析技術の開発の主たるポイントは共通している。そこで上記の各共同研究者が集まり、共通する解析シミュレーション技術の開発を行う。更に美的な観点からも構造形状について議論する。
     
    組織委員 :
     
    萩原一郎(明治大学),奈良知恵(明治大学),楊陽(明治大学),杉山文子(京都大学),
    石田祥子(明治大学),寺田耕輔(明星大学),趙希禄(埼玉工業大学)

     
    Program
    2月13日(木)
    非公開
    13:00~13:20

    萩原一郎(明治大学)

    開催趣旨
    13:20~13:40

    山崎桂子(明治大学)

    扇の折紙工学からのアプローチ1
    13:40~14:00

    佐々木淑恵(明治大学)

    扇の折紙工学からのアプローチ2
    14:00~14:20

    崎谷明恵(明治大学)

    吉村パターンを利用したビール缶の折畳検討
    14:20~14:40

    阿部綾(明治大学)

    トラスコアの遮音特性
    14:40~15:00

    楊陽(明治大学)

    折紙構造の圧潰特性1
    15:20~15:40

    戸倉直(株式会社トクラシミュレーションリサーチ)

    折紙構造の圧潰特性2
    15:40~16:00

    寺田耕輔(明星大学)

    折紙工法の研究開発と試作事例について
    16:20~16:40

    Diago Luis(明治大学)

    折紙ロボット1
    16:40~17:00

    内田博志(福山大学)

    折紙ロボット2
    17:00~18:00

    総合討論1

    2月14日(金)
    10:00~10:20

    奈良知惠(明治大学)

    ペットボトルの折畳について
    10:30~11:30

    萩原一郎(明治大学)

    研究集会まとめ
    11:30~12:00

    総合討論2

    「新石器時代の狩猟採集民族から農耕民族への移行のモデルと解析からの考察」
    Informal Seminar
    日時 :
    2020年2月20日(木)
    場所 :
    明治大学中野キャンパス 6階研究セミナー室3
    Campus map :
    概要 :
     10000年ほど前からヨーロッパ全土はほぼ5000年かけて農耕民族が採集狩猟民族に取って代わった。このとき、ヨーロッパは地理的にかなりに異方性が強いにもかかわらず、農耕民族はほぼ一定の速さ(1km/year)で生活空間を拡大していたことが、放射性炭素測定法やゲノム解析などによって観察されている。ここで問題になるのは、先住農耕民(original farmers)が狩猟採集民とは独自に増大し、生活空間を広げていったのか、あるいは狩猟採集民族は農耕民族の生活様式を学び’(social learning),自ら農耕民(converted farmers)になったのかという問題であり、これは今でも古代史におけるひとつの謎である。それに向けて、最近、モデルと解析という現象数理学からいくつかの成果が挙げられてきた。このことはこれまで数理科学から話題にされなかった古代史における問題に現象数理学から接近してきているのである。この機会に、本研究集会は、この分野で成果を上げている数学、数理科学の専門家を招集し、文理融合研究の一環として「新石器時代の狩猟採集民族から農耕民族への移行のモデルと解析からの考察」を開催する。
           
    組織委員 :
    総括:三村昌泰(広島大学)
    Lorenzo Contento(明治大学), Je-Chiang Tsai(國立清華大学), Chiun Chuan Chen(國立臺灣大學)
    注意 :
     本セミナーは共同研究型ですので、通常の成果発表会ではなく、途中経過を含めて現在進めているテーマについて30分、残りの30分でそれに関して議論すると言うinformal semoinar で進めます。

     
    Program
    2月20日(木)
    非公開
    10:30~11:00

    Masayasu MIMURA (Hiroshima University/MIMS)

    Dichotomy dynamics in biological systems
    11:00~11:30

          discussion

    11:30~13:00

          lunch break

    13:00~13:30

    Ryunosuke MORI (MIMS)

    A three-component reaction-diffusion system modeling the spread of early farming in Europe
    13:30~14:00

          discussion

    14:00~14:30

    Hirofumi IZUHARA (Miyazaki University/MIMS)

    Mathematical aspect of go-or-grow model
    14:30~15:00

          discussion

    15:00~15:30

    Jan ELIAS (University of Graz, Austria)

    Singular limit of some evolutional problems with dichotomy
    15:30~16:00

          discussion