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MIMS現象数理学拠点リモートセミナー
第7回
系統樹と系統ネットワークの離散数学
開催趣旨
本セミナーは、現象数理学が自然・生命・社会の様々な現象と深く結びついた研究分野であることを数理科学に興味を持つ幅広い層に知っていただくため、2020年度からMIMSが開始した公開リモートセミナーです。今年度は、早稲田大学理工学術院の早水桃子准教授を講師にお迎えし、既存の枠組みを超えた分野融合型の新しいライフサイエンスの視点からご講演いただきます。主に大学院生や学部3年生以上の参加を想定していますが、他分野の大学院生や研究者の方の聴講も歓迎いたします。ぜひ奮ってご参加ください。
概要
- 日時:
- 2026年9月4日(木) 15:20~17:00
- 講師:
- 早水桃子 氏 早稲田大学理工学術院・准教授、博士(統計科学)

- 講演概要:
「系統樹」は生物の進化を描出する手段として古くから使われているグラフ構造です。しかし生物の近縁関係は単純な樹形図で表現しきれるものではなく、種によっては系統が交錯して網目のような進化の道筋を辿るものもあります。そのような複雑な情報は系統樹では記述しきれないため、系統樹を拡張したグラフ構造である「系統ネットワーク」を活用したデータ解析手法の開発に期待が寄せられています。
系統ネットワークは系統樹より表現力が高く、ノイズを含む現実のデータや複数の系統樹の重ね合わせなど、多様な情報を記述できる魅力があります。その反面、数学的性質の解明やアルゴリズムの設計という観点では、系統樹に比べて一筋縄ではいかない難しさもあります。例えば、データから構築したネットワークが巨大あるいは複雑になりすぎて、上手く描画できない・生物学的に解釈できないことはよくあります。そこで本講演では、複雑な系統ネットワークの中にひそむ系統樹構造や本質的なネットワーク構造を見出すための基礎理論である「系統ネットワークの構造定理」と、そのさまざまな計算問題への応用について紹介します。
開催形態
Zoom社のウェビナー機能を使用し、オンラインで開催します。事前登録制です。当日の聴講はミーティング用Zoomクライアントアプリをご利用ください。(無料アカウントでも視聴可能。)
【Zoomクライアントアプリのダウンロード】(公式ホームページ)
https://zoom.us/download#client_4meeting
主催
明治大学先端数理科学インスティテュート (MIMS)
※本セミナーは、MIMSが運営する文部科学省共同利用・共同研究拠点 明治大学「現象数理学研究拠点」活動の一環として開催します。
コーディネーター
山口智彦(明治大学研究・知財戦略機構特任教授)
二宮広和(明治大学総合数理学部教授)
問い合わせ先
〒164-8525
東京都中野区中野4-21-1 明治大学中野キャンパス高層棟8階
明治大学 先端数理科学インスティテュート
Tel. 03-5343-8067
E-mail:mims@mics.meiji.ac.jp










